本妙寺桜灯籠は、加藤清正の菩提寺でもある本妙寺を舞台として、地域住民と大学の協力によりはじまりました。参道には住民手作りの数千個の和紙灯籠、満開の夜桜、参道の各寺院からは様々な幽玄の調べが聞えてきます。
毎年一夜限り。夢のような一刻をお楽しみ下さい。
Cherry tree
本妙寺の境内には数十本の桜の木があります。本妙寺桜灯籠の開催は毎年3月の最終土曜日。年に一度のお祭り。半年以上かけて準備をしても、桜が満開にはならない年もあります。それでも私達は満開の桜を祈りながら、皆さんのお越しをお待ちしております。
Japanese paper lantern
参道に並ぶ数千の和紙灯籠は全て住民の手づくりです。お子さんからお爺ちゃん、お婆ちゃんまで、みんなでつくりました。切り絵、墨絵、影絵、習字・・・色々な作品が蝋燭の優しい明かりに照らされ、参道と石段を彩ります。
Objet
住民と大学等との協力でつくる、竹と紙で出来たオブジェ。創意工夫を重ねた様々な志向のオブジェが登場します。毎年デザインが異なる為、その年の本妙寺桜灯籠、つまり、一年に数時間しかみられない優しい灯りのアートです。
Tone
参道の各寺院で開催されるコンサートでは箏、笛、琵琶、ピアノとシャンソン、アカペラ、合唱、フルート、ギター、シンセサイザーなど様々な音色が夜桜の風舞にあわせて、幽玄の世界をつくりだします。